寂しそうにしていたから呼んだの
2012年 11月 09日
あるイベントがあるというので、都内に一人で出かけた。
でも、まだ時間が早かったらしく、その会場は準備の最中だった。地階にあるその会場では、狭い廊下をしばらく行くと薄暗いホールに出た。若者向けの音楽が頭上で鳴り響く中、飲み物をたくさんお盆に載せたスタッフが出入りしていた。
私は、いっぺんで場違いな所に来た、と思った。参加資格はあると思っていたのに。
一旦、ホールまで入ったのだけれど、誰にも気づかれ(誰も気がついてくれ)なかったため、に声もかけられなかったので、その場を後にした。出口付近にあったメニュー表、一品の値段がとても高かったのも、そこを後にした理由のひとつではあったんだけれど。
実は、そのイベントに行く前に、近くまできたのだからついでにと思って、あるお店に行った。
2階屋のその軽鉄骨モルタル製の建物。階段を登った2階の一番奥にそのお店があった。1階は階段の下に小さい部屋があって、コーギーらしき犬を何匹も連れた夫婦がいた。その奥は、庭に続いているようだった。
その2階のお店は喫茶店になっているのだけれど、そこもまだ時間的に早かったらしく女性のスタッフが2,3人いたようだったのだけれど、愛想が悪かった。
イベント会場を後にした私は、どこにも行く当てがなかったので、もう一度その喫茶店に行って見ることにした。何気なく階段を登っていくと、もう営業が始まっていて、お店の中はお客さんでいっぱいだった。
喫茶店の中は、木造のベンチのテーブルのような畳一畳ほどの大きさのテーブルを単に縦に3つほどつなげたようにおいてあって、お客さんらはそのテーブルに向かい合うようになっていた。
常連客の溜まり場のようだった。常連客と言っても、おじいさんを筆頭に、大人しそうな男女で構成されていて、みな静かにコーヒーを飲んでいた。おじいさんは、アルプスのハイジに出てくるアルムおんじに似ていた。
そこで私は、静かに受容れていってもらったようだった。おじいさんが隣の席を空けてくれた。なんの話をしたのかは、もう覚えてはいないけれど、とても和やかなその雰囲気に、私が溶け込んで楽になっていった。
しばらくして、店を出て、階段を下りていく。
1階にいるコーギー風のワンちゃんを連れている夫婦が声をかけてきた。無視するわけにはいかないので、そちらに向かった。犬が嫌いな私はなるべく犬には近づかないのだけれど仕方がない。近づいていくと、1匹の犬がお腹を出して、盛んにお腹をさすってくれ、と私にアピールしてきた。普段ならやはり犬には何もしないのだけれど、ここも仕方がない。恐る恐るさすっていると、とても満足気な表情だった。
隣にご主人が立って、こちらをのぞきこんでいたので「犬は、ここをこうやっていると満足するようですけれど、ご主人もこうやってもらうとうれしいものですか?」と言った。
そこを後にして、庭に出た。
その建物を訪れたときは、その庭には気がつかなかったのだけれど、建物の隣に建物と同じ広さの土のお庭が縦長に広がっていた。
その裏庭、建物の1階のところに小さいテーブルが置いてあって、そこに若い女性が2人座っていた。そのうちの一人が私に声をかけてきた。
「寂しそうにしていたから呼んだんです」と。
別に私は呼ばれたからこの喫茶店に来たわけではなかったんだけれど、まぁ、確かに寂しかった。
「ダンスを踊りましょう」と言われた。
私は着ていたコートを脱いだんだけれど、中に着ていたものは、なんとパジャマだった。
緑色で赤いチェックが入った、昔から持っているパジャマ。
もう一人の女性(最初の女性のお姉さんらしい)が踊っているのを撮ってあげる、というので、いくらなんでもパジャマ姿は、と思い、パジャマを脱ぐことに。でもその下は下着だ。とっさの判断で、パジャマを脱いだ後で先ほど脱いだコートを着ることに。
そんなことを色々とやった後、さぁ、踊ろうと思った瞬間、人の気配が。
見ると、先ほどの喫茶店のお客さんたちが、とってもうれしそうに横一列に並んでいる。
どうやら、この女性と踊れることがとても彼らには名誉なことで、だから順番に並んでいるのだということらしかった。
私は、仕方なく列の最後尾へ移動した。
ここで、携帯電話のベル音が鳴って目が覚めた。
なんかね、とってもほんわかした強烈なカラーな夢でした。
昨夜、寝る前にジブリの「耳をすませば」の話題で家内と盛り上がりました。その中で演奏するシーンがありますよね。喫茶店の店内はその雰囲気でしたよ。
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過去見た夢のリストです
でも、まだ時間が早かったらしく、その会場は準備の最中だった。地階にあるその会場では、狭い廊下をしばらく行くと薄暗いホールに出た。若者向けの音楽が頭上で鳴り響く中、飲み物をたくさんお盆に載せたスタッフが出入りしていた。
私は、いっぺんで場違いな所に来た、と思った。参加資格はあると思っていたのに。
一旦、ホールまで入ったのだけれど、誰にも気づかれ(誰も気がついてくれ)なかったため、に声もかけられなかったので、その場を後にした。出口付近にあったメニュー表、一品の値段がとても高かったのも、そこを後にした理由のひとつではあったんだけれど。
実は、そのイベントに行く前に、近くまできたのだからついでにと思って、あるお店に行った。
2階屋のその軽鉄骨モルタル製の建物。階段を登った2階の一番奥にそのお店があった。1階は階段の下に小さい部屋があって、コーギーらしき犬を何匹も連れた夫婦がいた。その奥は、庭に続いているようだった。
その2階のお店は喫茶店になっているのだけれど、そこもまだ時間的に早かったらしく女性のスタッフが2,3人いたようだったのだけれど、愛想が悪かった。
イベント会場を後にした私は、どこにも行く当てがなかったので、もう一度その喫茶店に行って見ることにした。何気なく階段を登っていくと、もう営業が始まっていて、お店の中はお客さんでいっぱいだった。
喫茶店の中は、木造のベンチのテーブルのような畳一畳ほどの大きさのテーブルを単に縦に3つほどつなげたようにおいてあって、お客さんらはそのテーブルに向かい合うようになっていた。
常連客の溜まり場のようだった。常連客と言っても、おじいさんを筆頭に、大人しそうな男女で構成されていて、みな静かにコーヒーを飲んでいた。おじいさんは、アルプスのハイジに出てくるアルムおんじに似ていた。
そこで私は、静かに受容れていってもらったようだった。おじいさんが隣の席を空けてくれた。なんの話をしたのかは、もう覚えてはいないけれど、とても和やかなその雰囲気に、私が溶け込んで楽になっていった。
しばらくして、店を出て、階段を下りていく。
1階にいるコーギー風のワンちゃんを連れている夫婦が声をかけてきた。無視するわけにはいかないので、そちらに向かった。犬が嫌いな私はなるべく犬には近づかないのだけれど仕方がない。近づいていくと、1匹の犬がお腹を出して、盛んにお腹をさすってくれ、と私にアピールしてきた。普段ならやはり犬には何もしないのだけれど、ここも仕方がない。恐る恐るさすっていると、とても満足気な表情だった。
隣にご主人が立って、こちらをのぞきこんでいたので「犬は、ここをこうやっていると満足するようですけれど、ご主人もこうやってもらうとうれしいものですか?」と言った。
そこを後にして、庭に出た。
その建物を訪れたときは、その庭には気がつかなかったのだけれど、建物の隣に建物と同じ広さの土のお庭が縦長に広がっていた。
その裏庭、建物の1階のところに小さいテーブルが置いてあって、そこに若い女性が2人座っていた。そのうちの一人が私に声をかけてきた。
「寂しそうにしていたから呼んだんです」と。
別に私は呼ばれたからこの喫茶店に来たわけではなかったんだけれど、まぁ、確かに寂しかった。
「ダンスを踊りましょう」と言われた。
私は着ていたコートを脱いだんだけれど、中に着ていたものは、なんとパジャマだった。
緑色で赤いチェックが入った、昔から持っているパジャマ。
もう一人の女性(最初の女性のお姉さんらしい)が踊っているのを撮ってあげる、というので、いくらなんでもパジャマ姿は、と思い、パジャマを脱ぐことに。でもその下は下着だ。とっさの判断で、パジャマを脱いだ後で先ほど脱いだコートを着ることに。
そんなことを色々とやった後、さぁ、踊ろうと思った瞬間、人の気配が。
見ると、先ほどの喫茶店のお客さんたちが、とってもうれしそうに横一列に並んでいる。
どうやら、この女性と踊れることがとても彼らには名誉なことで、だから順番に並んでいるのだということらしかった。
私は、仕方なく列の最後尾へ移動した。
ここで、携帯電話のベル音が鳴って目が覚めた。
なんかね、とってもほんわかした強烈なカラーな夢でした。
昨夜、寝る前にジブリの「耳をすませば」の話題で家内と盛り上がりました。その中で演奏するシーンがありますよね。喫茶店の店内はその雰囲気でしたよ。
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過去見た夢のリストです
by WofNaka
| 2012-11-09 10:24
| 夢の話
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