全日空機の着陸事故

 台風一過の20日、成田空港で起きた、ANA機の着陸による機体の損傷ですが、着陸時の映像がニュースに出ておりましたけど、これは、Youtubeに以前出ていた着陸シーンに似ていますね(Youtubeを検索しましたが見つかりませんでした)。
そのシーンについての説明では、これは実際の映像ではないと書かれていたように思いましたけど。

 もっとも危険と言われる離陸時、着陸時ですが、やはりYoutubeの横風着陸集などを見ていると、本当に危険な状況下での着陸に見えます。
私は飛行機好きで、たまに調布飛行場近くの公園や、羽田空港近くの公園に出かけて離着陸を見ることがあります。その着陸のほとんどが何事もなく行われています。でも、所詮、離着陸は風上に向かって行われますので、ちょっとの風の向きや風速の変化に大きく影響を受けると思います。

 私もかつて、南紀白浜空港(まだ改装前の短い滑走路の時)で、YS-11が就航していた時に、怖い思いをした経験があります。あそこは、半島を横断するかのような滑走路で、滑走路手前でも行き過ぎても海に落ちるような危険な場所にありました。その当時、名古屋からのANAのYS-11と日本エアシステムのYS-11が飛んでおりまして、私は羽田からのに乗っておりました。かなりの強風だったと思うのです。通常であれば、滑走路の7割以上は使って降りていたのに、その時は、半分以下で着陸して滑走路の真ん中にある誘導路に直接進入できたのです。つまりは、風が強かったために通常の半分の距離で着陸したことになります。

当然、着陸前に何度もトライしました。かなりの時間を着陸復航に使ったようでした。そのために私は酷く酔っ払いまして、空港から客先へのタクシーでさらに翻弄されて、客先到着直後に病院送りとなったのです。ちなみにその時、ANAのYS-11は名古屋に引き返しました。

 さて、今回の事故ですが、風は見えませんから実際にその場でどういう風が吹いていたのかはわかりません。また着陸前の段階で操縦に問題があったのか、操縦士に問題があったのか、機体に問題があったのか、最近の機体がやわらかすぎるのか、何なのかは今後究明されていくことでしょう。

ただ、もし、不可避の状況を操縦者の技術の駆使によってこの程度で食い止めた、ということであれば、それはそれで正しく評価していただきたいものだと思います。【この文を追記】

 以前にも台風の時に貨物機が成田空港で着陸時にひっくり返って炎上したことがありました。飛行機は風上にまっすぐに向かって着陸できるわけではなく、滑走路に沿ってしか着陸できません。そうなると、滑走路に風向の対策がなければ、その時の状況に応じた着陸技術が必要になるのです。そういうところが操縦技術なのでしょう。上手く着陸させる、しかも客にそれを感じさせないところが腕の見せ所なのでしょうね。

 まぁ、いずれにしても、今回は大惨事にならなくって良かったです。私は飛行機事故情報もずいぶん集めていて知っていますが、基本的には乗らずに済むなら乗りたくない乗り物のひとつではあります。
[PR]

by WofNaka | 2012-06-22 14:48 | 日記 | Trackback | Comments(0)  

トラックバックURL : http://wofnaka.exblog.jp/tb/15617511
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]

<< 初夜ならず。。。 完徹の性か ... 今はバイクだけが支え >>