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1961年生れ/東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…/弱い立場中心の世の中に/陸前高田市が故郷 @WofNaka

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医療のあり方について

 昨日、笑福亭鶴瓶さん主演の「ディア・ドクター」という映画をGyaoで観た。

 この映画は昨日(9/23)まで配信されていました。

 へき地医療に関わる話。

 人に対しての医療のあり方を考えさせてくれる。


冒頭。

 喉に食べ物を詰まらしてしまった高齢のおじいちゃんが、村中の人々に囲まれて亡くなるんだけれど、お医者さんが蘇生の医療行為をしようとすると、周囲が「このまま死なせて欲しい」と目で訴えかける。そこに、いろんな事情があるのが、無言の中にわかる。
高齢者の介護の問題、経済的な事情もあるだろう、機器を取り付けた後どこで外すのか、とか。
口に出しては言えないことばかり。

お医者さんが(無理やり)察っされて一旦は死亡と判断した後「よく今まで頑張った」とおじいちゃんを抱きかかえて背中をポンポンと叩いた途端に、詰まらせたものが出ておじいちゃんが蘇生する、という面白い設定から映画が始まる。

 周囲の落胆、でもそれを口に出すわけには行かず、逆に、いいお医者さんが来たとお祭り騒ぎになるってところは日本映画にはよくある光景かもしれない。

 まぁ、ネタばれになってしまうけど、このお医者さんは偽医者なんだ。だけど、患者にとっては救世主のようなお医者さんなんだなぁ。



 同じへき地医療の話で、ノンフィクション作家の吉村昭氏の「遠い幻影」の中に収められている小説がある。こちらは、れっきとした名医の話で、何度も読んでも涙がこぼれるような良い話だ。

 もちろん患者にとっては後者の方がいいに決まっているんだけれども、そんなに恵まれている地域は少ないと思う。



 へき地医療と同じような(劣悪な)環境にあるのが、マイノリティな病気に関する医療だと思う。まず、専門医が少ない。へき地医療のように、どこどこ地域と見えるわけではないので、地域の代表が探すなんて行為もない。せいぜい、同じ症状の者同士で集まって、情報を共有するぐらいで、もしかしたら、その伝で病院を紹介してもらったり、お医者さんを紹介してもらったり。大抵は手探りなのだ。
しかも、これに、性的な状況がついてくると、まず普通のお医者さんは敬遠する。「その話はちょっと。。。」って避けられてしまう。そこが一番肝心なのにだ。医療関係者から敬遠されて、この世の中で生きていくのは大変だよ。



 専門に診てくれるお医者さんがいないとどうなるか。。。

 なんらかの症状が出たときに、その症状を担当する医師のところに行くしかない。大きな病院だと、お医者さんの判断で受診する科を選ぶのではなく、患者が選ばなければいけない。まず無理です。選べませんよ。で、専門の医師で、その患者の全部を診ないで、その症状だけを診たりされると大変だ。検査して、何かがわかればまだいいんだけれど、何もわからなかった場合。「わからない」とでも言う医者ならいいけれど「わからない」って言わない。で、往生際が悪いお医者さんのツケは患者の負担だ。その点、今掛かっている病院は「病を見ず人を見よ」とのスローガンを掲げていて、実際にもそういうお医者さんが多いので安心です。

 私は1本多いだけで、高校生の頃から貧血と思われていた。男性の範囲の下だけど、女性の範囲内には納まっていて、ずーっとその状態が続いている。その場(点)だけで見ると貧血と判断されて増血剤を、とか別の病気ではないかと疑われ、そのたびに検査されて、今まで、その費用負担を強いられてきましたけれど、長年の検査結果(線)で見たり、その1本多い、という状況で見ると、なんでもないということがすぐわかる。つまり、なんの処置も要らないということ。費用負担は発生しないはずなのです。

 男性ホルモンの量が少ないと言うと「補充しましょう」とすぐに言うお医者さんもいます。別に昨日今日の話ではないのよね、こちらは。しかも過去の補充治療の状況も話しているわけですが、それでも短絡的に「補充」しか言わないお医者さんもいます。どんだけその補充が大変なのかを知らないんですよ。困ったものです。専門医を紹介してくれた方がまだいい。まぁ、過去には「大先生」と言われたお医者さんに治療してもらって大変だったこともあります。「どうだぁ 元気になっただろう」って鼻で笑われましたけど、バイアグラじゃぁないんだからね、そんなに単純ではなかったんですよね。


 でも、なんで専門医がいないんでしょうかね。

 やっぱりみんな出世したいんですかね、えらい先生に早くなりたいんですかね。マイナーな病気だと研究が大変だから敬遠されてしまうんですかね。
私の症状をお医者さんや看護士さんに聞くと「国家試験には出た」と言われます。そこまでです。実際の症状とかは知らないようです。そういう状態で、入院や治療、手術って受ける方はとても怖いですよ。


 それから、技術の進歩によって、寿命を機械で延命させられること。

 それに掛かる費用負担、介護負担、止めるタイミング(下手をすると殺人者扱いされるとか)、お医者さんは命たすけて満足かもしれませんけどね。大変なんですよ、家族は。特に止めるタイミングの判断なんぞは、何年も悩むんです。本当に良かったのかどうかで。


 生まれた子供を前にして、男か女かを両親に決めさせる。

 わかるまで性別を保留にしておくとか、決めて後で修正できるようにするとか、間違えたら変更できるような仕組みになっていればいいんでないか、とか思います。誰のための医療であって、生活の仕組みなのか。その子でなく、登録された戸籍の性に従って生きなければならない、ってなんか変ではありませんか。


 なぜ、偽医者が医者として働けるか。

 先日もニュースで、ありましたね。過去の職歴だけで医者と判断された、って、その前に免許を確認していないの? 免許を確認していれば、すぐわかりそうなものなんだけどね。




まぁ、ともかく、こういったもので、結局、一番犠牲になっているのは当事者、ってことですよ。



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by WofNaka | 2012-09-24 10:40 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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