AWXアンテナ 5つめ 作成 しかも10Dで給電
2013年 04月 28日
我が家の環境で無線をやるのはとても大変だ、という話をしておりますけれど、今日は、3年ぶりぐらいに、144MHzと430MHz兼用のAWXアンテナを作成しました。
アンテナの形はこんなです。
で、アンテナの特性は。。。
上から見ると、前後左右に十文字型に電波が出、受けることができます。
では、なぜ、我が家にとって重宝するか。。。
我が家の立地がこんな感じになっているからです。
この図はずいぶん前に作ったものですが、目の前にあるアパートは昨年暮れに取り壊され、ほぼ同じサイズで新築されました。50cmの幅が1m以上にはなりましたけど。。。
シャック、というのは無線機が置いてある部屋ですね。
このAWXアンテナは、今回で5作めです。比較的に簡単に作成できるのですが、今回は作成経過を写真に収めました。
①アンテナの給電部分です。
塩ビパイプのT字型のジョイントにアンテナを取り付けます。
実際にはネジを逆に取り付けていますけれど、こんな感じになります。
②給電部分の作成です。
5D2Vの同軸ケーブルと圧着端子を使います。
念のため圧着端子部分を半田づけ、さらに外皮部分も半田づけします。
③防水のための自己融着テープを巻くのですが、何年も前から使っているので、勝手じ自己で融着しちゃってました。
④自己融着テープで防水
⑤実はここからが大変。
パイプの中に指を入れて、ラジオペンチやマイナスドライバーなどを駆使してなんとかこの形にネジを入れることができました。
⑥アンテナの調整
あまりお見せできる環境ではありませんが、室内にアンテナを立てて、アンテナアナライザーを使用して周波数のディップ点(共振点)を見ます。
130MHz~150MHzで1.8以下。145MHz付近がディップ点です。
さらに、420MHz~430MHzで、2以下。432MHz付近がディップ点です。
ほぼ理想的な数値でした。
⑦アンテナの先がちょっと曲がっています。
一応、万力を使って曲げています。このちょっとの曲げが430MHz帯でいい塩梅(あんばい)に働くのです。
これで完成。
で、今回は、今まで細い同軸ケーブルを10mも引っ張っていて効率を落としていたので、ずいぶん昔に購入していた10D2V、5mほどを接続しました。
また、今までよりもアンテナの高さを50cmほど下げました。
これは、ローテーターを使ってアンテナを回しているのですが、今まではちょっとだけ風の影響を受けてしまっていたので、今回はちょっと下げたのです。
さてさてどうなるでしょうかね。
私としては、同軸ケーブルに太いのを使っていて、必要最小限の長さにしているので、かなり効率よく電波が出るのではないか、というところに期待を持っているのです。
また、今回は、このアンテナの上に、さらに小さいアンテナを載せられる工夫をしてあるので、今後の増設が簡単にできる、というあたりが楽しみなのです。
アンテナを上げた写真です。
ちなみに、前回の風景はこんなです。
あー、春だなぁ。無線の季節だなぁ。
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アンテナの形はこんなです。
で、アンテナの特性は。。。
上から見ると、前後左右に十文字型に電波が出、受けることができます。
では、なぜ、我が家にとって重宝するか。。。
我が家の立地がこんな感じになっているからです。
この図はずいぶん前に作ったものですが、目の前にあるアパートは昨年暮れに取り壊され、ほぼ同じサイズで新築されました。50cmの幅が1m以上にはなりましたけど。。。
シャック、というのは無線機が置いてある部屋ですね。
このAWXアンテナは、今回で5作めです。比較的に簡単に作成できるのですが、今回は作成経過を写真に収めました。
①アンテナの給電部分です。
塩ビパイプのT字型のジョイントにアンテナを取り付けます。
実際にはネジを逆に取り付けていますけれど、こんな感じになります。
②給電部分の作成です。
5D2Vの同軸ケーブルと圧着端子を使います。
念のため圧着端子部分を半田づけ、さらに外皮部分も半田づけします。
③防水のための自己融着テープを巻くのですが、何年も前から使っているので、勝手じ自己で融着しちゃってました。
④自己融着テープで防水
⑤実はここからが大変。
パイプの中に指を入れて、ラジオペンチやマイナスドライバーなどを駆使してなんとかこの形にネジを入れることができました。
⑥アンテナの調整
あまりお見せできる環境ではありませんが、室内にアンテナを立てて、アンテナアナライザーを使用して周波数のディップ点(共振点)を見ます。
130MHz~150MHzで1.8以下。145MHz付近がディップ点です。
さらに、420MHz~430MHzで、2以下。432MHz付近がディップ点です。
ほぼ理想的な数値でした。
⑦アンテナの先がちょっと曲がっています。
一応、万力を使って曲げています。このちょっとの曲げが430MHz帯でいい塩梅(あんばい)に働くのです。
これで完成。
で、今回は、今まで細い同軸ケーブルを10mも引っ張っていて効率を落としていたので、ずいぶん昔に購入していた10D2V、5mほどを接続しました。
また、今までよりもアンテナの高さを50cmほど下げました。
これは、ローテーターを使ってアンテナを回しているのですが、今まではちょっとだけ風の影響を受けてしまっていたので、今回はちょっと下げたのです。
さてさてどうなるでしょうかね。
私としては、同軸ケーブルに太いのを使っていて、必要最小限の長さにしているので、かなり効率よく電波が出るのではないか、というところに期待を持っているのです。
また、今回は、このアンテナの上に、さらに小さいアンテナを載せられる工夫をしてあるので、今後の増設が簡単にできる、というあたりが楽しみなのです。
アンテナを上げた写真です。
ちなみに、前回の風景はこんなです。
あー、春だなぁ。無線の季節だなぁ。
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by WofNaka
| 2013-04-28 18:43
| アマチュア無線
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