思い切って出かけてみた

 いくらなんでもなぁ。

 そろそろ仕事に行かないと。

 そう思って、以前、2、3回だけ行った会社に出かける事に。

 とても遠い場所なんだ。

 電車を乗り継いで、最後はモノレールだった。

 しかも海沿いを海岸線と平行に走る路線だ。

 ビルの4、5階ほどの高さのところをモノレールが西から東に向かって進んでいく。

 途中、ビル群の隙間に、小さい空港が見えた。.滑走路から飛び立った飛行機は、すぐさま急旋回しないと、目の前にあるビルに突っ込んでしまう。上昇してくる飛行機を見たら、それは小型のセスナほどの飛行機だった。それでも、離陸後すぐに急旋回はきついだろうな、って。

 モノレールの反対方向行きの線は、東行きの線路のちょっと下、海側のところを通っていた。

 反対側からものすごい速度で来たのはモノレールではなく、重量級の四発プロペラの輸送機だった。モノレールのレールに沿って低く、まるでモノレールに着陸するかの勢いで飛んできた。

 私が行く会社の場所は、千葉と東京の境付近にあった。

 モノレールは、海岸沿いに千葉まで行くらしかった。

 実は、ここ何回か、会社に行く練習で、同じ路線を乗ってみていた。

 でも今日は、めちゃくちゃ速度を上げて走っていた。

 長い直線の場所があるのだった。

 今日もそこをどんどんと速度を上げて走っていたモノレールは、正面に見えるコンクリートの大きな建物に突っ込んでいくかのように速度を保ったまま走り、もうぶつかるって誰もが思ったときに、いきなり急ブレーキの音、ものすごい前方へのGがかかり、いきなり90度右に曲がった。相当無謀な運転だった。

 さて、会社の最寄り駅の隣の駅まで来た。駅の待ち合い室が眼下に見える。

 多くの乗客が席に座って待っているんだが、それを覆うような大きな波が襲ってきて、その度に、待ち合い室の人の数が減っていっていた。

 凄い駅だな、命がけだな。

 私はつい、その光景を持っていたiPhoneで撮影した。そして、それをブログにアップするのでモノレールに乗りながらその作業に嵌っていた。

 モノレールは建物の中に入っていった。

 気がついた時は、会社の最寄りの駅らしいところを丁度発車するところだった。

 ブログアップの作業に夢中になっていて気がつくのが遅くなったのだ。

 結局、乗り過ごしてしまった。

 仕方がないので隣の駅に降りた。

 駅を出ると、すぐに高いところに歩道橋があって、多くの人がそっちに流れていった。

 すると、歩道橋の方から、時折、悲鳴が聞こえる。

 よく見ると、長い歩道橋の所にも大波が押し寄せていて、時折、歩いている人を押し流しているらしかった。

 これでは、どこに行くのかわからないけれど、何人の人が自分の会社にたどりつけるのだろうか。

 私は、自分の会社に行くべく、反対方向に歩いてむかった。

 そして、やっと会社の入り口らしい場所までたどり着いた。

 左はデパートの入り口で、右側には警備員の受付があった。

 右側は単に歩いては通してくれそうもなかった。

 私は困ってしまった。ここからどう入ったらいいのかわからなかったからだ。

 もぞもぞしていると、次々と、社員証を提示して入っていく人達がいた。

 そっか、社員証か。

 どうだったか、私も持っていると思うのだけれど。

 鞄の中を探っていると、名刺入れが出てきた。

 その中には、以前、何度か行った時に貰った、私の同僚となるべき人達の名刺が入っていた。

 実は、会社の部屋に入ったときに、どこの部署に行ったらいいのかさえ、どうしたらいいのかわからないでいたのだった。でも、名刺があれば、その人に会いにいけばいいんだ。

 そして、名刺の中に、何やら社員証らしいものを見つけ、警備員に提示して中に入ることができた。

 長くて狭い廊下を少し下り気味で歩いていった。

 反対側から警備員が近づいてくる。大きな台車を引っ張っているんだが、そこには、年老いた大きな犬が2頭、寝そべって、うらめしそうにこちらを見ていた。

 それを横目に見ながら、私は廊下をさらに進んでいった。

 進みながらも緊張度は高まっていった。

 果たしてたどり着けるのか、そもそも私はそこで働かせてもらえるのか。もうかれこれ何ヶ月行っていないのか。不安が高まっていった。

 と、その時、耳元で目覚ましが鳴り響いた。

 夢だった。

 とっさに、手に持っていた社員証と名刺の束を布団の上に放り出して、激しく鳴っている目覚ましを止めた。

 そして、社員証と名刺の束を探したけれども、もう見つけられなかった。

 それと同時に、私はその会社に行く必要がないことも知った。

 そして、安心したと同時に、とても寂しい気がした。



そんな夢を見た。


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by WofNaka | 2014-04-18 09:08 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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