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1961年生れ/東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…/弱い立場中心の世の中に/陸前高田市が故郷 @WofNaka

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ほんとうにバイクが好きなんだね

私の友人のご主人のお話です。

まずは、震災前の話に遡ります。。。
バイクが好きでYAMAHAの中型バイクに乗っていたそうなんです。
結婚前からバイクが好きで乗っていたそうなのですが、友人の奥様曰く、絶対に後ろには乗せてくれなかったそうなんです。それでも地元のバイク仲間と一緒に、ツーリングに行くのが楽しみで、当時の恋人である友人を放っておいてあしげく楽しんでいたそうなのです。

それが、震災前に事故を起こして、ご主人は鎖骨を折り、バイクはご主人以上のダメージを負ったそうなんです。一応、修理に出したそうなんですが、ご主人ほど軽くなかったようで、でも、そんなバイクを手放すことができず、大事にとっておいて、時々、懐かしむようにカバーをめくってはその感触を楽しんでいたようなのです。

そこに震災です。。。

ふつうなら、ここで、処分できなかったバイクを津浪が肩代わりしてくれた、という涙なくしては語れない話しになるでしょう。


ところがです。

家は津浪にやられてしまったのに、なぜか、その故障したバイクだけが残った、というのです。
これは涙を通り越して、笑いさえ出てきて堪えるのが大変な状況です。事実、私は、電話口で堪えるのに必死でした。

そして今、ご自宅を奥さんの実家に建てようとしている中に、バイクへの未練を断ち切れないでいる、という話を聞きました。

でも、家族からの猛反発を食らっているそうです。(事故ったので)こんな危ないものに乗るんでない、って。

あー、なんて可哀想なご主人。私は、こんな話しを聞いても何もしてあげられることができません。


そこで、ネットでYAMAHAのネイキッドのプラモデルを送ることにしました。

ただ火に油をそそぐだけのような気もするんですけどね。


ちなみに、このご家族、港から徒歩1分未満の所(大船渡市末崎町細浦)に住んでいたので、津浪から逃れることができない環境にありましたが、家訓で「津浪注意報が出たら、とるものもとりあえず逃げろ」と言い伝えられていたため、家族全員が生還したとのことです。

これだけでも、世の鑑と賞賛に値するご家族なのですが、昨日、ひょんなことからバイクの話になり、こんな素敵(?)な話を聞かせてもらった次第です。



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by WofNaka | 2014-05-08 20:42 | バイク&無線 | Trackback | Comments(0)

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