傭兵出を甘く見るなよ

私が勤めている会社は都心の一等地。

しかもとてもオシャレなビルで総ガラス張り。

地震でも起きたら、全館窓ガラスが割れて丸裸になってしまいそうなほどの下品さをたたえたビルだ。

今日は、いつもの忙しさとはうってかわって定時で上がれそうな予感。

でも、今日の私は体調が悪くて、定時までよくもったなと思いながら帰り支度を始めた。

体調が悪い時に時々使う杖をロッカーから取り出して、ヨタヨタと歩きながらオフィスを後にして階段の方向に歩き出した。

真っ先にオフィスを出たはずなのに、ヨタヨタ歩きだったから、同僚らにどんどん抜かれていった。

いつも元気だけど、ちょっとハイテンションなSさんは、半袖のカッターシャツにスラックスの出で立ちで小さいリュック、運動靴を履いていて、階段のところでは、階段の手すりの棒に抱きつく形で、スルスルと下に降りて行った。自分では粋で格好がいいと思っているようだけど、この階段は外階段なのだ。つまりは、一歩間違えば、地上まで落下してしまう危険な場所だということ。

そんな人を何人か見送って。。。

私は、やっと階段にたどり着いた。

何フロアーか下まで降りたんだけど、とうとう動けなくなってしまい、踊り場に倒れ込んだ。

その踊り場では、何やら争ったような形跡があり、そこには、ストラップ付きの社員証が落ちていた。

誰かが襲われて、拉致されたのか。


警察を呼ぼうと、携帯電話のボタンを押した。110。
相手が出るけれど、周囲の音だけしか聞こえない。またボタンを押す。110。
ダメだった。

もう一度、110と。

今度は繋がったんだけど、いきなり、背後から、ハンカチを口元に当てられた。

ちょっとだけ意識が遠のいた。薬だった。でも、鍛えられた私にとっては、完全に意識がなくなるほどではなかったのだ。

私の何かが目覚め始めていた。

ここにいてはヤバいと奥底の何かが判断した。
オフィスに戻ろうと決意、動かない身体を一生懸命動かして、なんとか廊下まで移動することができた。

オフィスの廊下は状況が一変していた。

同僚がそこここに倒れていたし、かろうじて動いている同僚は、迷彩服の男達に背後から襲われて、薬のついたハンカチを当てられてすぐに動かなくなった。

しばらくして、迷彩服の人達は、一人一人を銃剣で軽くつついては、意識がないことを確認して歩いていた。

私は、かなり快復していたけれど、そもそも体調が悪くて動くのが難しかったのだけれど、周囲と同じように、意識のないフリをしていた。

そんな中でも薄目を開けて、周囲の様子を伺っていたのを、迷彩服に見つかってしまう。

立て、って言われて、銃剣で軽く突かれた。

体調が悪いから起き上がることができないでいた。

迷彩服はそれでも、しつこく立て、と突いてきた。


私の中で、何かが弾けた。


私の足が勝手に動いて、相手の首に巻き付き、一瞬にして命を奪った。

実は私は傭兵出身なのだ。

私の周囲には、瞬時に殺された迷彩服の人達の山が出来上がって行った。


あれ、今日は、もしかしたら、訓練日だったっけか?

もしかしたら、テロだったのかもしれなかったんだけれど、私を怒らせたんが悪いんぜよ





そこで、奇妙な音が聞こえた。

人を喰ったような間抜けなインペリアル・マーチ「ダースベイダーが登場する時の音楽」が流れて、3回半ばで止まった。

そしてまた、暫くすると、アマリリスの曲が流れた。

なんだ?

そして今度は、ここんとこの五十肩で痛めた右上腕部の痛みを覚えた。






そこで目が覚めた。

 インペリアル・マーチは、家内の携帯電話に入っている目覚ましで、アマリリスは、ご飯が炊けたを示す音楽だった。



そんな夢を見た。



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by WofNaka | 2014-07-04 08:54 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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