水害

 私とFさんは、まさに今水害まっただ中の地に派遣された。

 それでも、最初の派遣場所は、まだ浸水しているわけではなく、雨量が普段より多めで、道が川のようになりつつあるだけの状況だった。

 そして派遣された観測所の建物の中に入った。

 雨量計の情報とともに周囲の状況を窓から眺めていた。

 そこは、街中ではなく、むしろ田んぼの真ん中にある施設だったが、頑丈な建物であり、流されるとかは心配ない建物ではあった。

 雨はだんだんと激しくなり、周囲の田んぼはもはや田んぼではなくなっていた。

 始めのうちは、それでも遠くの方で流れが見えていたけれど、徐々に流れが近づいてくるのがわかった。

 田んぼのあぜ道と田んぼの区別がついていたところが、だんだんと崩れていき、もう川のようになってしまって、その川もどんどんとその観測所の近くまで削り取られて押し寄せてくるのがわかった。

 いくらここが頑丈な施設でも、足下をすくわれそうな状況になってきていた。

 本局に報告した。

 このままでは孤立してしまうと。

 本局からは、直ちにその場を離れ別の観測所に、移動せよと指示が出た。

 でも、すでに周囲は川となっていて、その流れもかなり早かった。

 徒歩で出かけられる状況ではなくなっていた。

 本局からは、どこかに非常用のボートがあるはずだから、それを使えとのことだった。

 あちこち探してそれらしい具室を発見し、鍵をこじ開けてドアを開けることに成功した。

 そこから出てきたのは、確かにボートの形をしているけれど、底は網でできていた。

 なぜそんな構造なのかはわからなかったけれど、これではとても浮ばない。

 そして、窓から外を見た時には愕然とする状況になっていた。

 観測所自体が、もう川の中にあった。

 水位も上昇してきていて、もっと高いところに上がらないと、ヤバそうだった。

 でも、観測所には2階がないし、階段もない。

 そして目の前の網底のボート。

 呆然としたところで、遠くから何らかの発信音が聞こえて、それが目覚ましの音だとわかった。



救われた。

そんな夢を見た。




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by WofNaka | 2015-11-26 10:32 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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