オフィスの清掃

 IT業界で長年勉めて最後に、結石の古風な手術が元で職を失った私がたどり着いた職は、今までの日給ぐらいの月給の掃除の仕事だった。

 依然なら、それは到底受け入れられない額の仕事であったが、いつの間にかそうでもなくなっていて、直前まで自分の身に起きていた五十肩のリハビリのつもりでも、その掃除を仕事にしてみたいとの思いもあった。

 あれから40年、あ、ちがった。

 あれから14ヶ月。この度、新しく就職先が決まったために辞めることになった。

 週に8時間。週に3日の仕事だったけれど、休んだのは1日だけ。時には、凍えるほどの寒さの中、何枚も重ね着をしたり、干上がるほどの暑さの中、これ以上脱げない状況もあった。途中、修繕工事の業者が入って、今日はどこを掃除しようと、養生テープが張り巡らされた中で思案を重ねなければならない日もあった。

 そんな中で、ふと、オフィスの掃除もやったことを思い出した。

 大きなビニール袋と小さいコンビニ袋を片手に持って、小さい箒と塵取りを手に、広いオフィスの1フロアーと、ビルの外を一人で掃除もしたなぁ、と。

 雇い主はだれだっけか。

 あー、それは同じ掃除のM社長のところだなぁ。

 どうやってそのオフィスまで行ったっけ。

 清掃の仕事の格好をして、ビニール袋とコンビニ袋と箒と塵取りとリュックを持って、電車に座って行ったっけなぁ。

 でも、週8時間、週3日も行ったっけかなぁ。

 オフィスのだっだっ広い中を黙々と掃除していた記憶はある。何度も何度も。

 今回の14ヶ月のマンション掃除が初めての掃除の仕事だったんじゃなかったか。

 そうなんだと思うんだけど、どうもその辺りの記憶が曖昧だ。

 仕事をしているのなら、自分歴にそれが書いてあってもおかしくないのに、どこにも書かれていない。


そうして、目が覚めてわかったことは。

どうやら、夢の中で何度かオフィスの掃除をしているようだ、ということ。

今まで見た夢のリストには残っていないけれど、どこかでなんどかオフィスを掃除しているらしいってこと。

とうとう、夢と現実がわからなくなってしまったのかと思ったけれど、それそれ自体が夢だったんだ。



そんな夢を見た。




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by WofNaka | 2016-03-06 09:24 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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