木を見て森を見てないんじゃないの?

 その施設のサーバールームはとても近代的で、一見するとのぺっとした一枚の大きな壁の前にテーブルが設置されているだけのようだった。テーブルの上には何も置いてない、キーボードさえもなかった。

 私は、権限が与えられていなかったけれど、うろ覚えのIDとパスワードでそのサーバールームに出かけた。

 サーバールームには若い女性が一人いて、最初は胡散臭い目でこちらを見たけれど、使っていいともダメとも言わずに中に通してくれた。

 大きな壁のある場所を押すと、大きな扉が開いて、キーボード付きの制御盤が現れた。

 テーブルの前にある席に座り、IDとパスワードを入れようとするんだけど、うろ覚えなので、きちんと入力できなかった。

 気がつくと、先ほどの若い女性が、近くに寄ってきて、IDはなんとかでパスワードはこれよ、なんて言いながら、ふふふって笑っている。

 そんな簡単に見知らぬ人にIDやパスワードを教えちゃいけないと、と忠告した。

 結局、3回も失敗したので、自分の記憶の悪さに悪態をついて、サーバールームを後にした。



 サーバールームを出ると、一人の男性が私を待っていた。

 ついてくるようにと。

 廊下を隔てた、これまた何も書いていない部屋のドアを開けて、その部屋に招かれた。

 中は、まばゆい光に満たされた部屋で、数人毎の島が10個ほど円状に設置されていて、内側にはその係毎のお偉いさんが腰掛けて、私が入っていくのを鋭い視線でおいかけていた。

 その横を通り過ぎて、一番奥にいる一人の年配の人の席の前まで行った。



 重要な顧客のデータが入っているので、それを覗かれたら困るんだけど。

 それは、私がサーバーにアクセスしようとしたことを言っているんですか?

 そうだ、と言わんばかりにうなずいた。



 私をどうしようと言うんですか? 首にでもしますか?

 私を首にしてもいいけど、近い将来、国民から突かれるような事態になるかもしれませんよ。

 ?

 ここの仕組みには、情報セキュリティ上のいくつかの重大な問題が隠れているから。


 まず、私がなぜサーバーをアクセスしなければならなかったか知ってますか?

 いや?

 私の下に、一台のハードディスクと、それを処分するような書類が届きました。これを廃棄して、という内容で、なんの権限もない私にそういうことを簡単に依頼する仕組みが問題ですよね。しかも、業者がもしこの内容を取り出したら情報漏洩は間違いないことになる、それを許すようなゆるゆるな話しなんですが。

 そこで考えたんですよね。

 同じ廃棄でも、復元できないようにするにはどうすべきかを。データを削除して、別なデータで埋め直して、さらにハードディスクをバラして、ドラムを破壊して、その残骸を廃棄業者に委託しようと。
こんな仕組みの会社のひとに、そんなことを言ってもわからないだろうから、仕方がない、私がやるしかないかな、って思ってね。

 で、サーバー権限でこのハードディスクに書き込みをしようと思って、上司にサーバーのIDを教えてください、って言ったら、理由も聞かずに教えてくれたんですよ。それも問題ですよ。

 そして、サーバールームに行ったら、難なく通してくれた。そこも問題。

 そしてそして、私がうろ覚えで入力してミスっていたら、こっそりと教えてくれる輩も現れた。ね、問題でしょう?

 最後の極めつけが、あなた方ですよ。

 理由も聞かずに首にして終わらせようとした。


 なんかの嫌がらせですか?
 私が情報セキュリティを知っているからって、私に罠をかけたんですか?
 


 そんなやりとりをしていて、気持が激高していく中、目が覚めた。


そんな夢を見た。


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by WofNaka | 2016-04-25 08:07 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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