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1961年生れ/東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…/弱い立場中心の世の中に/陸前高田市が故郷 @ja1toe


by WofNaka

大型バスの運転

 実は私、大型の第二種免許を持ってまして。

 でも、免許は持っているけれど、実際に乗った事は自動車学校以外ではなかったんです。所謂ペーパードライバーってことですね。

 今日は、職場の同僚と一緒にバスに乗っておりました。大型バスです。

 街の中を同僚が運転するバスに乗って、職場の上司が地図を見ながら、どこに行かなければいけないのかを指示してくれています。

 途中、運転していた同僚が疲れてしまったのか、後部座席に移動してしまいまいた。

 とうとうやってきました。

 初めて運転することに。

 車は大学生の時に免許を取得してから暫くはマニュアル車を好んで乗っていましたから、クラッチ付きの車の運転は嫌いではなかったんですね。

 でも。。。でも。。。でもでもでも。。。

 長年のブランクはどうにもなりませんね。

 クラッチの存在を忘れてました。

 運転を代わって、エンジンをかけて、ギアを入れようとしてエンスト。

 一旦、座席を降りて、目で、クラッチとブレーキとアクセルの位置を確認します。

 そんでもって足を伸ばしたら、もうふんぞり返るほどの姿勢に。

 手を伸ばして、ギリギリ手にハンドルが届く感じ。

 こんなんで運転できるの?

 ともかく、発進。

 いやー、大型バスはデカいわー。

 車幅感覚がまったくつかめずに発進。

 ギアの操作ぎこちなく、進路変更も恐る恐る。

 道を走っているのではなく、バスを動かしているだけって気がする。

 そのうち片側2車線道路になって、道幅がある程度あるから大丈夫だろうみたいないい加減な考えで進んで行く。

 上司からの指示が曖昧なため、どこを走ってたら良いのかわからず、ともかくまっすぐ走っていたら、一通の出口に突っ込んでしまった。さすがにこれはいかんだろう。

 すぐさま方向転換したいのだけれど、道幅に余裕がない。

 なんとか抜け出して、暫く走ると、山道に入った。

 あー、ちょっと一安心。

 下り坂を、セコンドで走っているんだけど、あまりに慎重しすぎない?

 でも、エンジンブレーキも使わないとね。

 そして、その道は港町に続いていた。

 港町に入って、また混雑した道に。

 もう運転はどうしようもないくらい酷いものになった。

 なんとなく、あっちこっちにぶつけている気もする。

 相変わらず、指示は曖昧で、なんだかなぁ。

 どこに行くのかさっぱりわからん。



 そのうちに、車体や街がぶれて見えるようになった。

 異次元空間に迷い込んだみたいに。

 それでもバスは走り続ける、私の拙い運転で。



 どうやら、このバス自体が、この街の中では存在しないらしかった。

 ソウルバス? っていうの、魂レベルの存在のバスっていうのかなぁ。

 うまくは言えない。

 だからぶつけていようが、酷い運転であろうが、関係ないらしかった。

 ともかく、私たちが皆で一緒に、その場所場所に行く事が重要らしいのだ。



そんな夢を見た。

 もちろん、大型二種の免許も夢の話し。私は、持ってない。




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by WofNaka | 2016-08-13 21:08 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)