陰謀

 家に帰ると、家内が険悪な雰囲気で待っていた。

 家族がみな、しょうがないなぁ、と呆れた表情。

 なんだこの違和感は。



 なんか嫌な予感がして、恐る恐る、ちょっとつづ聞いていった。

 話を総合するとこんな感じだった。

 十年以上も前に私が書いた本が何冊かあって、それを増販したものが最近出て、それを読んだらそこにとんでもないことが書いてあって、これはもう離婚する以外に方法がないんだって。

 そのとんでもないことって。

 それは、私が当時、ある女の子たちと一緒に、カラオケに行って、身体を絡ませながらデュエットを歌った、ということが、その増販されたものに書かれている、とのこと。

 私には、全く記憶がなかった。それどころか、私が小説を何冊も世に出していたことすら覚えてなかった。


 翌日も、帰る場所はそこしかないから、恐る恐る帰宅。

 言われるままに、自宅の奥、普段は入らない部屋に入っていった。

 そこには、私の古い机と書庫があって、そこに小説が何冊か置いてあるらしい。

 言われるままに、手に取った。


 なんか嫌な予感がするんだけど。

 読むのには時間がかかるので、少し時間稼ぎをさせてもらうことにした。こっそり。



 この件。

 どうやら、だれかに嵌められているみたいな気がする。

 増版されたということを、家内にチクった若い男女数人が見え隠れする。

 私が帰宅する時に、すれ違ったその男女は、私を見て薄ら笑いをしたから。昨日も。

 そして、その男女が、あのとき、私にカラオケでしかけてきたやつに思えてきたからだ。

 それはそうと、家内の離婚の意思は固かった。


そんな夢を見た。


ちなみに、今朝の家内は、いつものように穏やかだ。安心した。

それと、古い夢の中で何度も訪れた我が家、間取り、そして机や本たちが、とても懐かしい。

こんなに鮮明に思い出せていいものなのか、とても不安だった。






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by WofNaka | 2017-03-09 08:19 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)  

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