いつも駐車場として使わせてもらっている広場があった。
ここは、ある高校の敷地なんだけどね。
みんなもそうしているから、つい、真似て使わせてもらっていて、今まで何も言われたことはなかった。
今日は、ふだんよりも停めてある車や自転車が多かったから、いつもよりも奥の建物のさらに奥の、おそらく、第二、第三校庭のあたりだと思うんだけど、その前に停めさせてもらった。
そして夕方になった。帰る時刻だ。
それでも、学校内はなんかざわざわしていたし、生徒が沢山まだ残っていた。
どうやら、今日は卒業式らしい。
卒業証書を受け取るのに、コロナ禍だから、密にならないように、クラスごとに時間帯を分けているらしかった。
私がバイクのところで帰り支度をした時だった。
男の人が近づいてきた。
私に話しかけるでもなく何をするでもなく。
少しずつ少しずつ、近づいてきていた。
私は、すみません、いつもここを使わせてもらっていて、と言い訳をした。
その男性が言った、今日は卒業式なので、学校を早めに閉めようと思って。
あ、私のバイクに早く出ろ、と言っているんだね。
わかりました。後10分以内には出ますね。
そう言った直後だった。
私は突然の激しい睡魔に襲われ、バイクのシートの上にかぶさるように倒れて眠ってしまった。
とても10分では起きれそうにないぐらいな、勢いで。
そんな夢を見た。
実際、3時間ほど、死んだように眠っていたんだった。
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by WofNaka
| 2021-04-07 23:21
| 夢の話
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