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1961年生れ/東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…/弱い立場中心の世の中に/陸前高田市が故郷 @ja1toe


by WofNaka

腰と二の腕の痛み

 会社の部長達が厳しい顔をしてどこかに一緒にでかけるべくエレベータ待ちをしている時に、私はトイレに入って行きました。小便です。

 ふと横を見ると、右隣には幼馴染のH君がいて、並んでの用足しでした。

 チャックを降ろした途端でした。

 私の意識が揺れました。

 最初は上に揺れながら10センチほど。そして左右に10センチほど揺れながら、トイレの床に崩れ落ちていったんです。

 その間に降ろしていたチャックを上げたのと、H君が私の身体が床に叩き付けられるのをかろうじて支えてくれました。

 私は完全にトイレの床に寝転がった状態でした。

 左の腰と右の二の腕を痛めたようでした。


 H君が誰かを呼びにトイレから出て行きました。私はトイレから這って出ようとしましたが、かろうじて頭が廊下に顔を出す程度しか動けませんでした。

 部長らはまだエレベータを待っていました。

 私が倒れているのは視界には入っているはずなのに、微動だにしませんでした。

 完全にOut of 眼中でした。


 その後、H君はどこからか車いすを探し出して来て、私を乗せて、会社のビルを出ました。


 会社があるビルは、小高い丘の上に建っていました。そしてその丘の上には、もう1棟、低いけれど一面ガラス張りのビルがちょっと離れてありました。そしてそのビルの前を回っていくと、下界に繋がる直線の長い坂道がありました。降り始めてすぐのところに病院があるのです。

 H君はそこに向かって車いすを進めておりました。

 私はかなり落ち着いていて、もう痛み以外に身体の揺れは収まっていました。

 私は久しぶりに会ったH君に、最近は□△の町のビルに行っているの、って聞きましたけれど、そうだともそうでないとも答えは得られず、関係のない話をしながらどんどん進んでいきました。

 坂に差し掛かった時、車いすには手動のブレーキがついていなかったので、ちょっとスピードが付き過ぎてしまいました。このままの速度で行ったら、病院の入口ではスピードが早過ぎて通り越してしまいます。

 それを伝えようと思ったのですが、もう通り過ぎてしまって、止まる気配がありませんでした。

 もしかしたら、もう私が大丈夫だということを知っていて、会社をサボらせるために、わざとそうしたのかもしれないとさえ思ったほどでした。

 その坂をずーっと降りていったところに私の家はあるのですが、そこまで連れて行ってくれるのかも、とかちょっとだけ期待しちゃいました。


 ところがです。

 坂の真ん中頃に差し掛かった時です。

 いきなり坂の途中の大きな端が何物かの攻撃によって、渡れないように完全に破壊されてしまいました。

 そしてその後もどんどん無差別に、遠くからミサイル攻撃を喰らったのです。

 周囲には隠れるところなんてありませんでしたから、背を向けたら最後、当らない方に掛けるしかありませんでした。

 ちょっと攻撃が止んだ時を見計らって、家内に電話しました。橋が壊れて帰れなくなったことを伝えました。

 いくつかのミサイルを何度か躱しながら、なんとか生き延びたのですが、誘われるままにH君の後を歩いて追いました。

 H君は坂を少し戻った坂をちょっとだけ降りた小屋のところに案内してくれました。H君にはなじみの場所だったと見えて、ずんずん靴を脱いで部屋に上がって行きました。

 私もならって入っていこうとして靴を脱ごうとしたのですが、深い泥があって、なかなか靴が脱げません。泥に足を取られそうになってスポって抜けたんですけれど、その履いていた靴を見てびっくり。私は娘のブーツを履いていたみたいでした。

 あー、洗って返さないといけない、って瞬時に思いました。そう思えば思うほどに丁寧に靴を脱ごうとするのですが、そうなるとどんどん泥に嵌ってしまって、いつまでたっても靴が脱げませんでした。

 部屋の中では、H君の他に、私の高校時代の友人もいて、何か手作業での工場みたいでした。

 私がそこで靴を脱ぐのにマゴマゴしている間に、H君らは作った製品を風呂敷で包んで両手で丁寧に持って、並んで部屋の奥に歩いていきました。

 私はもう靴は諦めて、後にくっついて一緒に歩いていきました。

 神社のようなところに出ました。

 どうやら製品を奉納するみたいでした。

 他の人達も道の両側に並んでいて、H君らはどんどん神社の境内に入っていきました。私も着いて行こうとした時でした。いきなり年配の人が私を睨みつけました。

 私はそこで気がつきました。

 H君らは同じ法被を着ていましたが、私はスーツ姿だったのです。

 つまりは法被を着ていない人は入っちゃダメっていうことなんでしょう。


その後、H君らがどうなったかを知ることができませんでした。

ふと目が覚めたのです。

もう朝の9時をとっくに過ぎてました。

腰の痛みと二の腕の痛みは残っていましたけれど、あとは夢の中への置き去りでした。

そんな夢をみた。


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by WofNaka | 2015-01-04 10:42 | 夢の話 | Trackback | Comments(0)