全力出すし大声を出す訓練
2020年 08月 27日
夢の中で声を出すというのは至難の業だ。
そして、夢の中で敵と戦うために全力を出すっていうのも、これまた至難の業だ。
引きずり込まれるように横になって、どこに引きずれこまれたか。
それは、ひとつは大きな大きな天井が低い工場の中。
工場の中は中央が広い通路になっていて、それを囲むように小さい部屋やトイレなどが並んでいる。
その部屋ひとつひとつが何か不気味で、何が不気味かはよくわからないんだけど、何かいるみたいなんだ。
そして、背後からの見えない何かが私をさきほどから追いかけていて、足音だけがヒタヒタと近づいては離れして聞こえる。
その足音から逃げるべく私も走っているんだけどれ、ならば大声を出して威嚇してもやりたい。
でも、夢の中にいることも知っていて、これが夢の中では声は出せない。ましてや大声なんて無理だ。
でも、こんなことは何度もあるから、この際だから、夢の中で声を出す練習をしてみようと思いながら走って逃げているんだ。
もうひとつは、まるで東京湾のようなところで空を飛んで敵を追いかけている私。
もちろん自分が夢の中にいることは承知の助だ。
敵は今度ははっきり見えているが、時々、そいつは人に化けることがあるから要注意だ。
そして、そらを飛びながら、長いひものようなものを振り回しながら敵を追い払っている。
もっと力が出せれば、一発で反撃できるかもしれないのに、それができない、夢だもの。
そこで、やっぱり、夢の中でも怪力を出せるよう、全力で力を振り絞る練習をしてみようかなと思いながら飛んでいるんだ。
きっとこれは、寝ながらだったけれど、両腕を上げることに成功して、あとは力をみなぎらせることができれば、と思っているんだけど、いかんせん、夢の中なのだ。
そんなことをずっと繰り返していて、もう何時間寝ているんだろうか。
でも、工場の中と空を飛ぶを交互に何度も繰り返していて、もう体はヘトヘトにもなっている。
今が何時なのかわからないけれど、ちかくで人の声がする。会話だ。
そうこうしているうちに声をかけられた。
「なかちゃん、明日は仕事?」
そこで目が覚めた。
けれど、体はヘトヘトでまったく動かすことができない。頭は目覚めていたけれど。
結局、たった1時間半しか寝ていないことがわかった。
そして体はもうだめ、疲れ切っていた。
そんな夢だった。
by WofNaka
| 2020-08-27 20:04
| 夢の話
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