光る目
2021年 10月 27日
今日は定時になっても、忙しいのか誰も退社していなかった。
特に上司のソワソワ感がとても気になった。
上司:これから、東北にある町で式典があって、そこで挨拶をしてほしいと言われていて、気が進まないんだよね。
職1:ちなみに、それはどこですか?
上司:◎◇町
職2:あまり聞かないですね。
そう言いながら、職員が思い思いの検索方法で調べていく。
なか:それは何の式典なんですか?
上司:どうも、何か新しいものが発見されたらしい。光る石と聞いている。
職3:あ、見つけました。ここですね。
職2:Googleマップで見てみますね。
職2:な、なんだ、これは。
職1:山が穴だらけじゃないの。いいのこんなことして。
なか:きっとこの山の地主なんだよ。だからやりたい放題なんだろうな。
私はそれよりも光る石で、何か思い当たるものがあった。
なか:光る石って、例えば、お面の目のところだけ黄色く光る感じのやつですか?
上司:う、うん。かなり不気味なんだけどね、そういう石が見つかって、これから開発していくらしい。
なか:なんか、聞いたことがあるなぁ、ずいぶん前に。
上司:今回じゃなくて?
なか:はい。何十年か前に別なところで。
職3:そこはどうなったの?
なか:たしか。。。すぐにダメになったんじゃなかったかなぁ。ちょっと待ってね。
上司:そこにこれから出かけないといけないのが億劫なんだよね。
職1:そうでしょうね。この時間ですからね。
なか:あー、ありました。
なか:50年ぐらいは採掘できるけど、その後は、さっぱりで、50年しか持たないようですね。
上司:50年間観光で稼げるかどうかか。微妙な時間だね。
なか:そうなんですよね。それを知っていて、今日挨拶しに行くのか、っていうのもありますね。
上司:そうだなぁ。
職2:なんか、このお面、不気味すぎる。気持ち悪い。
職1:その石には何か力はないんですか?
なか:力はなさそうだけど、前の町ではそれに力がありそうだ、と宣伝して別な穴も掘ったみたい。
上司:墓穴か。
なか:ただ、そこはそれでもひっそりとやったから、今度の町や周辺で気が付いている人はいないようですね。
職1:私、これ気持ち悪くなってきたわ。寒気がしてきた。
上司:気が進まないから止めとくかな。
なか:そうですね。その方がいいと思います。社交辞令で行くんでしょうが、無理しなくてもいいと思いますよ。
なか:職1さん、大丈夫ですか?
職1:ちょっと、だけいいかしら。
なか:はい。じゃぁ、ちょっとそこまで一緒に帰ります?
職1:うん。
職1・なか:先帰りますね。
そんな夢を見た。
by WofNaka
| 2021-10-27 08:37
| 夢の話
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