カテゴリ:アマチュア無線( 84 )

アマチュア無線の楽しみ方について(その5)

<波長のはなし>むかしのNHKのみんなの歌で流れた曲に「地球を回れ 7階半回れ♩」というのがあったのですが、覚えていますか?あの7回半、って何?はい。これは光の速度を歌にしたものなんですね。光の速度は1秒間に30万Kmで、地球の周囲の長さが約4万Kmなので、光が1秒間に地球を7回半回った距離になる、という歌です。この30万Kmが無線に関係してきます。例えば、ちょっと前の地上波アナログ放送の3chのアンテナを考えてみます。だいたい100MHzです。1波長(m)の計算式は、光の速度/周波数 で求められます。つまり、300,000,000/100,000,000=300/100=3m です。でも、思い出してください。アンテナの幅はせいぜい手を広げたよりも少し短いくらいでしたよね。こういったアンテナの幅は、1/2波長の長さになりますから、1.5mになるんですね。手を広げたぐらいです。今の地上波デジタル放送の周波数は400MHzの後半から700MHzの前半になりますが、例えば500MHzとして算出すると、300/500で、1波長は60cmになり、アンテナの幅は30cmになります。よく私たちアマチュア無線局は、屋根の上やタワーに上っているアンテナを見て、それがどの周波数のアンテナなのか、だいたいわかってしまいますが、これなんです。アンテナの種類で、その幅はいろいろとあります。同じ形のものをスタックと言って、縦横に並べている場合もありますし、パラボラアンテナのように反射するものが大きい円形のお椀のようになっていたりします。ちなみに、中華鍋の焦点に携帯電話を持ってきて、正確に基地局や中継局に向けることができれば、より強い電波で通信ができるようですよ。<指向性のはなし>裸電球を灯すと、周囲に障害物がなければ360度全方向を照らします。蛍光灯のように傘がある場合は、傘とは反対側を照らします。裸電球は無指向性で、蛍光灯は指向性があると言えます。テレビのアンテナは、さきほどの1/2波長のサイズのものが魚の骨のように並んでおりまして、一番後ろのものが少し長いですね。あれは反射器です。蛍光灯の傘の部分です。ですから、反射器とは反対方向に指向性が強いアンテナになります。パラボラアンテナの場合は、あの大きなお椀のようなものが反射器で、実は、そのお椀の焦点になる部分に小さいアンテナがあるのですが、それが電波を出したり受けたりする部分で輻射器と言います。それ以外の骨の部分を導波器といいます。そして、縦にしたものは垂直方向の偏波になり、横にすると水平偏波に、パラボラアンテナなどは円偏波になるのです。円編波で代表的なものは、衛生通信になります。そして、アマチュア無線の免許を持っているとこれらを駆使したアンテナを自分で作ることができて、それがまた楽しさのひとつとなっているのです。難しいですけどね。

by WofNaka | 2019-02-20 22:05 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

T型、逆L型アンテナの実験


昨日、バーチカルアンテナハンドブックを見ていたら、T型アンテナ、逆L型アンテナ、そして傘型アンテナの記事が載っていた。

a0265144_16431731.png
こんな感じのアンテナになる。
アンテナの各部のサイズはこちら。実測値以外は計算式で求められる。
a0265144_16461661.png
L1は、自由に決められる。L3はラジアル。
当初、このL2が半分の長さで済みそう、という認識だった。
もし半分で済むなら、21MHz〜50MHzまでのアンテナを1本で作れるかもしれない、という期待があった。
そこで、145MHzで実験してみた。

まず最初にやったのが、ラジアル(L3)の調整。
50cmに切った、2.5mmのアルミ線を水平ダイポールにしてアンテナアナライザーで同調点を145MHz付近に調整した。
次に、希望のL1の長さを30cmとして作成した。
次に、算出したL2の長さを、試しに1波長ーL1で求めた22cmにして逆L型にして逆L型を試してみた。

逆L型は、そうなるだろうと思ったほどに、ほぼ一発でうまく行った。

次に、逆L型のL2の半分の長さのものを用意して、水平に取り付けてみたところ、やはり145MHzには同調できなかった。
かなりがっかりした。
アンテナハンドブックから、そういう風にも読み取れたので、期待したけれど、やっぱりな、と思った。

そこで、先の逆L型のL2を真ん中で取り付けたところ、これまたうまく調整ができて、さらに昨日のが勘違いだったことがわかった。
我が家のベランダは、非常に狭いから、やはりこれではシングルバンドのアンテナにしかならないな、ということがわかった。

先の表。実測値も載せますが、ちょっと切りすぎたかも。計測などは室内で行った。

部品を全部バラしたあとで、そうだ、傘型もやってみればよかったと思ったけれど、もう遅い。また次の機会に。




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by WofNaka | 2019-02-19 16:57 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アマチュア無線の楽しみ方について(その4)

部品的なお話

★ライセンス(免許証)の話。
 電話級(現 4級)、電信級(現 3級)、2級、1級とあります。
私は45年間、電話級です。なので電信(モールス)はできません。
4級だと送信機の出力や、出られる周波数にも制限があります。

★周波数
 昔は少なかったんですが、今はかなり沢山あります。これに電波型式というのもあるのですが、ここでは割愛します。
長波、中波、短波の周波数として、135KHz、475KHz、1.9MHz、3.5MHz、3.8MHz、7MHz、10MHz、14MHz、18MHz、21MHz、24MHz、28MHzと沢山あります。これらの周波数は電離層に反射する周波数です。このうち4級で使えるのは、3.5MHz、3.8MHz、7MHz、21MHz、24MHz、28MHzです。

 「短波」という言葉は聞き慣れているでしょう。AMラジオと一般に言ってますよね。電離層に反射して遠くまで電波が届きます。季節や電離層の状況によって、海外の放送が聞こえてきて、それを楽しんでいる方もいらっしゃいますね。

次に、VHF、UHFです。50MHz、144MHz、430MHz、1200MHz、2400MHz。そしてさらにその上のSHFというのが、5600MHz、10GHzです。

VHFで馴染みなのは以前のテレビ放送。UHFも馴染みの言葉だと思います。
これらは、電離層に反射しません。電離層を突き破って光のような飛び方をします。
もし、テレビの電波が電離層に反射したらどうなるでしょうね。きっと混信がおきると思いますよ。稀に、電離層の状況によって海外のテレビ放送が混信して、写りが悪くなるということが以前はありました。そういう時に、テレビを見ている人たちは不快感を示すでしょうが、アマチュア無線家は、喜ぶんですね。つまり、普段反射しない、VHF、UHFで反射による遠方との交信ができるからなんです。やっぱり変わってますかね。

★コールサイン
 コールサインは世界中でのルールがあって、アマチュア無線といえども、そのコールサインは1局に1つなのです。つまり私が使っているコールサインは世界にひとつしかないのです。すごいでしょう。放送局にもありますね。
プリフィックスと呼ばれる国際的な文字列のあとに数字があるものと、サフィックスと呼ばれる英文字列の並びで構成されています。
日本の国際的な文字列しては、JA〜JS、7J〜7N、8J〜8Nです。
そして数字は、関東が1、東海が2、関西が3、中国が4、四国が5、九州+沖縄が6、東北が7、北海道が8、北陸が9、信越が0と決まっています。例えば。。。私のコールサインのプリフィックスはJA1です。

 ちなみに、JTはモンゴルですが、むかし、車で走行中に無線をやっていた時、プリフィックスがJTの局から呼ばれまして。頭がJだったのでとっさに日本の局だと思って話し始めたのですが、途中で英語に切り替えました。相手がモンゴルの局だということに気がついたからです。例えばそういうことです。

★フォネティックコード(欧文通話表)、和文通話表
 例えば、「M」なのか「N」なのかわからないことがありますが、これも国際的に決まっている欧文通話表から「マイク」とか「ノーベンバー」という言い方で、文字を判別しやすいような仕組みがあります。よく外国映画の飛行機の通信で、「マイク」とか「キロ」とか言ってますが、それはこれです。日本語の場合、昔、電報で、この和文通話表を使ってました。例えば、私のばあい「なか」がハンドルネームなので、「名古屋のな」「為替のか」というふうに使います。

★信号強度
 通話の場合は了解度と信号強度、電信の場合はさらに音調を数値で表します。
了解度は(1〜5)、信号の強さは(1〜9)、音調も(1〜9)。例えば電話での一番強い信号は59です。電信では599となります。自分には強く聞こえていても相手には弱く聞こえる場合には、こちらからの送信に工夫が必要になるというわけです。


あとなんだろう。

追伸:なぜ、今夜はこんなに一気に書いているのか。それは明日がお休みだからです。



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by WofNaka | 2019-02-19 00:37 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アマチュア無線の楽しみ方について(その3)

海外との交信

あんなに英会話の本を集めていながら、ろくに英語も話せないのに、なぜか100カ国ぐらいと交信ができているなんていう話をすると、誰もが「話せない」なんてのは私の謙遜だと思うかもしれませんが、それは間違いです。本当に喋れません。

無線の交信について説明しなければなりません。
無線の交信が「成立」するには条件があって、相手のコールサインと、相手からの信号強度が聞き取れなければならない、と決まっています。

なぜ「成立」が必要なのか。それは、交信した相手から交信証をもらうためや、コンテストの点数として有効になるためです。なぜ交信証が必要か、それは、今日の話題からどんどんそれていくので簡単にしたいのですが、つまりはアワードと言って、例えば全国にある全市全郡と交信できたらもらえる賞があったりするのです。私が開局した当時の全市と全郡はそれぞれ6百数十箇所ずつありました。そのすべてと交信できる人というのは、神様まではいかなくても何年もかけなければいけない、っていうことですね。はい、ここまで。

なので「成立」した海外の局数が100カ国だということです。また必ずしも交信証の交換はしなくてもいい。そして、海外と交信するために、まさに判で押したような「ラバースタンプ」という交信の方法があるのです。
つまりは、相手のコールサインと相手の信号強度の交換に加えて、自分が電波を発信している場所やハンドルネームくらいの話し方の例があってそれをなぞればいいわけです。
ま、それでも大変ですけれど。

さて、アマチュア無線は地球や宇宙を相手にした趣味だという話は先にしていますが、地球はご存知のように丸いです。そして無線は最低でも2地点(自分と相手)間での交信になります。円でいる2地点ですから短い距離もあれば、その反対側の長い距離もあります。通常は短い距離のショートパスでの交信ですが、時に反対側の長い距離(ロングパス)で交信したがる人も出てきます。
 
私がロシアの局と交信していた時のこと。相手が、ちょっと待て、と言ってきたのです。あ、英語でね。その意味をなんとなくわかっていましたが、でも不安でした。でも相手からしたら、これだけ強力な電波だから、もしかしたらロングパスでも交信ができるのではないか、と思ったようなのです。
つまりは、相手が使っているアンテナは指向性があるアンテナだったということです。
でも、私は待てなかったのです。とても相手も私も残念だったと思います。無線歴45年のなかでたった一度の出来事だったんですから。

交信の会話ですが、英語や中国語、ロシア語もあればポルトガル語もありますが、主流は英語ですね。だいたい英語で話せばなんとかなるのですが、英語圏でない相手と英語でおしゃべりすると面白い現象が起こります。特に、相手が日本語を勉強していたりすると。
相手は、相手がつまりは私が日本人なので、自分が勉強している日本語を話したがります。こちらは、それはわかっていても、相手の日本語の理解力を訝って、あえて英語で話してしまうのです。
そうすると、相手からは日本語、こちらは英語で話すんですよね。まぁ、不思議な状況になります。
また、逆もありますね。
こちらが挨拶程度ならばロシア語も話せたりするわけですね。
不思議な会話になります。

そして、私は、何が楽しみだったか。

世界地図に、その日交信できた相手の都市を見つけて、地図にプロットすることが楽しみでした。
そして、その都市に思いを馳せるわけです。
もっとたくさんおしゃべりして、相手の住んでいるところの話とか、家族の話とか無線の話とかアンテナの話とかしたいわけですよ。でも無理でしたね。どうしてもダメでした。

でも100カ国。



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by WofNaka | 2019-02-18 23:45 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アマチュア無線の楽しみ方について(その2)

私が持っているアンテナ作成のための本。
1.アンテナ・ハンドブック(2代目:S60年発行)
2.ワイヤーアンテナハンドブック(S54年発行)
3.バーチカルアンテナ・ハンドブック(S55年発行)
4.キュービカルクワッド・ハンドブック(S54年発行)
5.アマチュアの八木アンテナ(S56年発行)
6.ループ&コンパクト・アンテナ(2009年発行)
7.手作りアンテナ入門(2008年発行)
8.QUAD ANTENNAのすべて(1990年発行)
9.ビーム・アンテナのバリエーションと製作(2010年発行)
10.ヘンテナⅢ(頂き物)
11.ユニークな実用アンテナ(2008年発行)
12.ベランダ・バルコニーアンテナ専科(2009年発行)
13.ビーム・アンテナのバリエーションと製作(2010年発行)
14.シミュレーションによるアンテナ製作(2008年発行)
15.外紙記事で作る変わり種アンテナ(2012年発行)
16.アマチュア無線のアンテナを作る本(2013年発行)
 
このなかで、全く使わないものもありますが、日々、これらの本を読んで、我が家の穴蔵環境でも使えるアンテナを探しては試作を繰り返しているのです。
 
でも、電波って面白いなと思った本があります。
ブルーバックスから1987年に出た「アンテナの科学」です。これは結構難しい本でしたけれど、読み出したら止まらないの。電波って目には見えないんだけれど、実は波の伝わり方なんていうものはお風呂に入れば見れるのです。そんでもって、お風呂の中で指を水面に立てて、少しだけ震わせれば、ほらそこに、伝搬のしくみが目で見られるではないですか。
 
話は変わりますが、海外との交信のために英語を話せるようになりたくて、アンテナ製作に関する本の数ちかい数の本を購入しましたが、ダメ。どれも身につきませんでした。
なので、最近は諦めて、翻訳アプリを使っています。

海外との交信の話は、またあとで。。。


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by WofNaka | 2019-02-18 23:11 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アマチュア無線の楽しみ方について(その1)

アマチュア無線は無線機を使って会話を楽しむ他に、無線機を作ったり手直ししたり、改造したり(もちろん完成品の許可をもらって)する楽しみや、同じようにアンテナに関しても作ったり買ったり手直ししたり、考えたり、する楽しみ方があります。
車で言うと、車体をいじったり、足回りにお金をかけたりですかね。そして車自体を乗るのが好きな人もいますね。
 
車と違うのは、つるんで出かけない、かな。
無線の場合は、たとえつるんだ人たちが違う周波数で無線を楽しんでいたとしても、お互いのパワーや、出力などで隣の人の無線機に妨害電波になって影響を与えることがあります。また、一緒につるむ人たちが仲間であれば、何も無線を使って会話する必要もないわけで。
そういう意味では、つるまずに分散して楽しむかな、と。

そうそう、いろんな周波数という話になったが。
例えば、地球の周りには電離層という電波を跳ね返す層がありますが、これに反射させて海外との交信ができます。また太陽の黒点の状況や季節的なものなのか、普段は跳ね返す層ができないけれど、跳ね返す層ができるときがあります。
もちろん、いつ生まれていつ消えるともしれない気まぐれな層です。それを見つけて、普段反射ではできない遠方との交信ができます。
この反射、別に電離層だけじゃありません。EMEという方法は、月面に電波を反射させて交信する通信方法です。壮大でしょう?
また水面を反射させたり山に反射、ビルに反射、山のてっぺんで回折なんかも面白い現象ですね。
 
中継っていうのもある。中継局がいて、遠方との交信ができる。アマチュア無線衛星も飛んでいるし、趣味の割にお金も技術も掛かっている。

あとは、電信。モールス信号での通信ですね。デジタルな世界もありますが、私は知らない。
 
ともかく、無線機とアンテナと宇宙的気象状況を駆使して、電波を飛ばすことについて、一般人としては誰にも負けない、と自負している無線局は多いです。
そして、携帯電話は先ほどの中継に近いものがありますから、中継局が壊れると役立ちませんが、アマチュア無線は、そんな時に威力を発揮するのです。それがどういう時のことを言っているのか。。。わかりますよね。

(Facebookにも同じ内容で投稿しています)

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by WofNaka | 2019-02-17 10:28 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

申請した無線機

昔は、こんなに面倒じゃなかったんだよね。そして5年という期間がだんだん長くて記憶力が追いつかない事態になってきているから。。。
仕方がないよね。
ということで、そこをこっそり教えてくれる仕組みもあって。わかりました。
今回の申請の何が面倒って、新スプリアス基準に載らないと、それを証明しなければいけないってことで、お金がかかるのよ。そのタイミングもある。
 
で、いろいろと調べた結果、普通に更新申請すれば済むかもしれない、ってこと。
1台めは、ひっかかるものの、もうないし。3台めの無線機でカバーされるから、1台めは廃棄処分にすればいい。
それ以外は、みな期限内になりそうだから。
ということで、早速、電子申請で更新手続きを出してしまいました。うまくいけば、安心して無線が続けられるっていうものですよ。



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by WofNaka | 2019-02-12 13:59 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アンテナの試作

私がやっているのは全て試作みたいだけれど。。。

最近、園芸用の2.5mmの太さのアルミ線が扱いやすいので、それで形状をいろいろと変えて試しています。

1。途中でループのように折り曲げる

用意したのは1.5mのものを2本。
左右のエレメントとしてダイポール形にしてまずはアンテナアナライザーで同調点(ディップ点)を探します。

50MHzの1波長は、6mでその1/4をエレメントにするので1.5mになるのですが、実際には1.43mほどで良かったりします。
この1.5mほどだとディップ点は48MHz付近でした。

今回は、ループにしてどうなるかを試すので、50MHzに同調しなくてもいいわけですね。

①給電部分からループ2つ分のところの場合(全体の長さは90cm)(1枚目の写真)
②①より給電部分の近くの場合(これも同じ長さ)
③①より給電部分から離した場合(これも同じ長さ)

そうしたところ、①も②も54MHzに同調。インピーダンスは40オームほどでした。
③は、56MHz付近になってしまいました。

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②先端の長さが違って見えるのは、浮いているからです
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2。エレメントの約半分で折り曲げる

実際の寸法は、75cmのところで90度に10cm折り曲げて、さらに給電部分に戻るように65cm折り曲げる、というものです。
先日試してみたときには、同調点がまっすぐに伸ばした時と変わらなかったので、いける、と思ったんですが、今日は、54MHzに同調という結果になりました。
何か条件が違うのかな?

先端の長さが違って見えるのは、浮いているからです
a0265144_22162168.jpg
3。デルタループ

 先日430MHz帯の3エレメントのツインループアンテナを作りましたが、見栄えや強度やらを考えたら、三角形の方がいいんじゃないかと思ったわけです。
それで、ループの時と同じ長さで三角形してみたのですが、同調点が高くなってしまいました。
長さをかなり増やしてやってみても結果は同じでした。
何がおかしいのか。。。

そこで、先日のように丸つまりはループにしてみたところ、そのサイズでドンピシャでした。
ということは、ループの方が作りやすいってこと?
というよりも、デルタループはもっと長いサイズにして作らないといけないのかもしれません。

クワッドアンテナのハンドブックを読んでみると、ある箇所に、エレメントを折り曲げると全体の長さは長くなる旨のことが書いてありました。
あー、これかもね、と。
クワッドはまだ試していないけれど、今度やってみようかと。もちろんツインです。


楽しい。とっても。時間が経つのを忘れて没頭してしまいます。

注)読んだ、アンテナハンドブックはハムジャーナルから1990年に出た、QUAD ANTENNAのすべて でした。

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by WofNaka | 2019-01-27 22:48 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)

アンテナのベントの話

アンテナを折り曲げて、果たしてアンテナとして機能するのか、という長年の疑問がありました。

もし、例えば、半分の長さになるなら、この環境で上げられないと諦めていたアンテナを上げることの可能性が浮上します。

例えば、我が家では50MHz帯のアンテナを横にして上げるにはベランダにその幅(1/4波長の左右で3mの幅)がとれません。

仕方がないから縦にして、しかもグランド側をカウンターポイズにしてごまかしたりしています。
それでも21MHz帯なんぞは電離層に低い角度で反射して沖縄以南まで飛ぶこともあります。
でも、打ち上げ角が低いが故に国内は難しいんですね。

打ち上げ角が高いアンテナと言えば、やはり水平系のアンテナということになりますが、横幅3mが無理なのに、横幅7mはとてもじゃないけれど無理というものです。

でも、例えば、それが半分の長さなら。。。
いろいろとあっちこっちを誤魔化せば、なんとかなるかもぐらいになるのです。
もちろん、コイルを入れて短縮すればどうにでもなりますが、そこはフルサイズのこだわりがあるんですよね。

さて、前置きが長くなりました。

今日は、50MHz帯で実験してみました。
50MHz帯の片側1.5mを半分に折り曲げてどの周波数でディップするか、ということを。
外では寒くてできないので、室内での実験になりましたが、結論から言って、半分に折り曲げても希望の周波数でディップできることがわかったんです。

今回やってみたのは。。。
1.5mの線を65cmにして下に20cm折り曲げ、さらに65cmを戻すやり方でした。
若干インピーダンスの関係から落ち切りませんが、実用的な数値になることがわかりました。

ということは、21MHz帯の片側3.5mを1.7mほどにできるということですね。
これはやってみる価値があるというものです。
しかも、やってみたかった24MHz帯、28MHz帯もできるし、さらに50MHz帯も入れて4バンドを1給電でいくかもしれないということですよ。

あとはどうやって実現するか。
ま、今日はここまでですけどね。



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by WofNaka | 2019-01-24 19:41 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(4)

サイレントキー サイモンさん永遠に

先日、私のローカル局長さんと無線で交信した時のこと。

青森に有名なアマチュア無線局さんがいましたよね、アメリカの方なのに流暢な日本語で話す楽しいかた。
ということで、アマチュア無線界では知らない人がいないほど有名な、サイモンさん。コールサインは7J7ACT。

その方がお亡くなり(サイレントキー)になっていたと知りました。
早速ネットで調べたところ、2016年11月にお亡くなりになったとのことでした。

様々な方の記事によると、米国から三沢に赴任後、青森の魅力に取りつかれて三沢を中心に活動されていました。
日本の永住権も持ち、ボランティアで八甲田のツアーコンダクターもされていたようです。
2007年2月に八甲田山で起きた雪崩事故にも偶然居合わせて、救助活動をされたと聞きました。また、東日本大震災でも活躍されています。


さて、私とサイモンさんとの交信ですが。。。
いずれも私がモービル運用している時に交信しています。
計5回。
私はコールサインを2つ持っていますので、実質4回になります。
最初は、2006年8月、21MHzSSBで帰省のために環状七号線を板橋方面に向かって北上中の時でした。
覚えているのは、了解度はあまりよくありませんでしたが、私が話に夢中になって、環状七号線で曲がるべきところを間違えて迷子になりそうになった、ということ。

今もそうですが、私は車に無線機を積んで、走行中に交信するのが好きでして、21MHz帯SSBで走行中に海外の局と交信することが多かったのです。
もちろん、ハンズフリーでできる装備でおりましたから、運転には支障をきたさないようにしてです。

そしてその後、同じ日の今度は東北自動車道に乗ってから久喜付近で、こちらから呼んでいます。今度は別のコールサインで。

それから、今度は、2006年9月、今度は430MHz帯FMで、これまたこちらが走行中に、最初に府中市で呼んで(コールして)います。
この時のサイモンさんは、日光市から出ていました。
そして、同日に、こちらが国立市を走行中に呼んでいます。

もう1回ぐらい、交信した記憶があるんですけども、残念ながらログには残っていませんでした。


アマチュア無線をやっていると、私が開局当時の40年前に活躍していた局長さんの交信を聞くこともありますが、しばらく声が聞こえないな、と思うとサイレントキーになっていたりして、寂しく思います。

ふつう、海外の方ですと、名前を名乗る際には、フォネティックコード(世界共通の欧文通話表)を使います。
例えば、NAKA なら、「N-November A-Alpha K-Kilo A-Alpha」という風に。
だから「S-Sierra A-Alpha I-India ・・・」のように言うのですが、サイモンさんの場合は違いました。

「さくらの-さ、いろはの-い もみじの-も おしまいの-ん」と和文通話表で送ってくるのです。

もうこれだけで笑っちゃいましてよ。
こちらが、英語にしようかどうしようか迷っていると、日本語で大丈夫だよ、って言ってくれます。

そんな気さくなサイモンさん、きっとあっちの世界でも、たくさんの友達を作っているものと思います。

ご冥福をお祈りします。




追記:
もう1局。
モービルで交信といえば、これまた帰省中に、一関市から陸前高田市までの北上山地越えの走行中に、フィリッピンの日本人の方とロングQSO(長時間交信)したことがありました。その方も、サイレントキーのようです。順番とは言え、寂しくなります。


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by WofNaka | 2019-01-23 13:25 | アマチュア無線 | Trackback | Comments(0)


1961年生れ/東ニ病気ノコドモアレバ…西ニツカレタ母アレバ…南ニ死ニサウナ人アレバ…北ニケンクヮヤソショウガアレバ…/弱い立場中心の世の中に/陸前高田市が故郷 @WofNaka


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